こんにちは。日々世界中の人と仕事をこなすこじたむです。
2020年に小学校から順次適用されている新学習指導要領の内容を踏まえて、そして、これから国際人として活躍するための使える英語力をつけるため、
自分の子供に自信をもって薦められる英語の文法書はどれか?
これを見つけようと、今出回っている参考書をいくつか買って読んでみました。せっかくなのでブログに率直な感想を記録していこうと思います。
2020年から適用されている新学習指導要領については、以下記事で紹介していますので、併せてお読み下さい。
簡潔に英語の改訂ポイントを端的に説明すると、
- 小学校3年から授業が始まるため、2019年までの英語教育からレベルがぐっと上がる可能性がある。
- 「聞く」「話す」により重点が置かれており、より実践を意識した内容となっている。
- 中学生・高校生の50%が英検準2級レベルに達することを目標としている。
というものです。より「実践で使える英語」にシフトしている、と言えそうです。
学習指導要領が変わり、授業内容が変わったとしても、文法については参考書を1冊を完璧にして力をつけるのが良いですから、文法書選びはとても大切になります。そこでいくつかの個別に見ていって「これ!」と言える文法の参考書を探したいというわけです。
第1発目の今日は、ここ数年大ヒットとなっていると噂の「総合英語 Evergreen(エバーグリーン)(いいずな書店)」を取り上げます。
正直辛口になるかも知れませんし、大学受験のためというよりは、社会で使える英語力を身に付けるため、という視点で見ますので、そういうレビューを読みたくない人は、ここから先は読まなくても良いかも知れません。
「総合英語 Evergreen」の概要
前進が大ヒットした参考書「総合英語フォレスト(7th Edition)」であり、出版社が変更したことにより、本の題名を変えて出版されたもののようです。今回はフォレスト(7th Edition)も古本で購入して比べてみました。
著者と内容はほぼ同じですが、手元でざっと確認してみたところ、フォレストとの違いは、いくつかの章の最後に「Part4 確認する」というまとめが入っているだけのようです。
周りに聞くと、多くが高校生の時フォレストを使っていたとのこと。かなり浸透しているように思えます。
書籍名 | 総合英語 Evergreen(エバーグリーン) |
出版社 | 株式会社いいずな書店 |
筆者 | 川崎 芳人 / 久保田 廣美 / 高田 有現 / 高橋 克美 / 土屋 満明 / Guy Fisher / 山田 光 |
価格 | 1,520円+税 |
発行日 | 2017/1/15 |
頁数 | 671ページ |
“売り” | 『総合英語Evergreen』の3大特長 ① 英文法のルールの「なぜ?」をわかりやすく,ていねいに説明 ② 基本から発展までスムーズに学習できる各章4部構成 ③「わかりやすさ」を徹底追求 イラストや概念図をふんだんに取り入れ,英文法を多角的に説明 解説動画・アプリで学習をサポート |
どんな文法参考書を選べば良いのか?=レビューの視点
文法それだけでは英語をマスターできるとは言えませんが、正しい英語の勉強法において文法はとても大切な要素です。
真に役立つ英語の正しい勉強法の全体像と文法の位置づけについては以下記事で詳しく説明していますので、是非お読み下さい。
これから常に拠り所とする大切な文法参考書ですが、どのような参考書が良いものと言えるのでしょうか。
私はコンサルタントという職業柄、常に新しいことを短期間で学ぶ必要があり、いやという程、参考書、説明書の類を読んできました。
また世界で日本人が英語を使う姿をかなり見てきており、強み弱みをよく理解しているつもりです。そういった経験も踏まえて、英語の文法書を考えた時、良い参考書の条件は以下のようなものだと考えています。
- 網羅性
- 学びたい範囲(基本的な文法)が概ねカバーされているか?
- 分かりやすさ
- 形式面での評価:ぱっと見、見やすいか?
- 構造面での評価:全体の構成に一貫性があり偏りがなく、構造的に分かりやすいか?
- 内容面での評価:説明文は端的でロジカルで無理なくスーッと頭に入ってくるか?
- 他、読者の理解を促す工夫がなされているか?
- 便利さ
- さくいんはあるか?
- 各ページに参照すべきページの記載があるか?
- 他に便利に利用できる工夫はあるか?
- 発音の説明と音声の有無
- 発音に関する記述はあるか?
- 付属で例文などを読み上げる音声はあるか?
- 実績
- 実績はあるか?(初版からの年数や版数)
以上の観点から見ていきたいと思います。
一言で言えば、辞書のようにも使え、かつ可能な限り短時間でささっと理解していきたいので「読み手のことを考えて書かれている」=「ユーザーフレンドリーであること」これがとても大切でだと思います。
① 網羅性
Evergreenの目次を見ると、次のような章立てになっています。
序章 | 文の成り立ち |
1 | 文の種類 |
2 | 動詞と文型 |
3 | 動詞と時制 |
4 | 完了形 |
– | 動詞の形の決め方/時制の一致 |
5 | 助動詞 |
6 | 態 |
– | 準動詞とは |
7 | 不定詞 |
8 | 動名詞 |
9 | 分詞 |
– | 英語の情報構造 |
10 | 比較 |
11 | 関係詞 |
– | 句と節 |
12 | 仮定法 |
13 | 疑問詞と疑問文 |
14 | 否定 |
15 | 話法 |
16 | 名詞構文・無生物主語 |
17 | 強調・倒置・挿入・省略・同格 |
18 | 名詞 |
– | 限定詞とは |
19 | 冠詞 |
20 | 代名詞 |
21 | 形容詞 |
22 | 副詞 |
23 | 前置詞 |
24 | 接続詞 |
– | 付録 |
評価
章立ての順番に若干気になる点があるものに、カバー範囲としてはかなり網羅的であると言えそうです。これだけおさえることができれば文法の勉強という意味では十分でしょう。
② 分かりやすさ
良い点
カラー印刷
カラー印刷なのでぱっと見て読みやすそうです。情報量は多い印象ですが、小見出しを左に寄せるなどして、ごちゃごちゃ感を極力避けています。 こういったちょっとした配慮は読み手を考えており、読者としても嬉しいところです。
例文がハイライトされている
例文も背景が黄色くハイライトされていて、どこに例文が書かれているのか、さっとわかるように工夫されていて、例文と説明を行ったり来たりするのにあまりストレスを感じません。
レベルによる章立てが画期的で凄い
各章が次のような構成となっています。
- Part 1 これが基本
- Part 2 理解する
- Part 3 深く知る
- Part 4 確認する
この構成はかなり良いです。
文法の勉強で重要なことは全体像をいち早く把握することです。まずは基礎的な部分だけ通してさっと学習して「こんなことを覚えればいいんだな」と理解してから、深いところを勉強することで、「うもれ感」を軽減できるからです。
Evergreenであれば、例えばPart 1とPart 2だけを読んで全体を通し、Part 3を後回しにする、といった方法を採ることができます。「Evergreenの構成と利用方法」にも同様の記載があります。
簡単な部分と難しい部分を分けて記載されているところがエバーグリーンの最大の魅力ですね。
必ず例文がある
説明が始まる前に必ず例文が示されています。ダラダラと説明されるよりも、例文を一つ見た方が理解が早い場合もあります。前述の通り、わかりやすく黄色くハイライトされたボックスに例文が書かれているので、見やすさの点で工夫されています。
英文のレベルも難しすぎず良いかなと思います。
説明文が充実
カバーに「英文法の『なぜ?』をしっかり理解」できるよう「わかりやすく、ていねいに説明しています」と書かれているように、説明がかなり充実しています。
イラストを使った解説
イラストをふんだんに使っている点も良いですね。なかなか言葉で伝えると難しいことも絵で伝えると直感的で理解を助けるものです。
小見出し
説明文の左側に必ず小見出しがついていて、端的に何を説明しようとしているのか、わかるようになっています。時に英語の形であったり、時に言いたいことの要約であったり、かなりレベル感が異なるのが気になりますが、長々と続く文章にタイトル付けた、というのは、読者フレンドリーでプラスだと思います。
気になる点
Part1「これが基本」で定義・結論が示されないことがある
どういうことかというと、例えば、第9章「分詞」が良い例なのですが、このように記述が始まります。
分詞とは
1.文に相当するが文ではない
「彼は部屋に入ってきた」と「彼はほほ笑んでいた」という意味の、2つの英文を作ってみよう。
(中略)
He came into the room smiling. (彼は、ほほ笑みながら部屋に入ってきた。)
このように分詞を使うと、1つの文と同じ内容を、もっと短く言い表すことができる。
引用元:総合英語Evergreen(242ページ)
「分詞とは」というお題に対して結局、その答え、定義が出てきません。「文に相当するが文ではない」という定義も意味不明です。「分詞とは」と出したら端的に「こういうもの」と、まずは結論を言って欲しいのです。
結局こういうもの、という定義がないので、恐らく多くの読者はこの説明文を読むと、「分詞とは2つの文を一つの文でいうためのことば」と理解する可能性があります。
例文の解説が読みずらいときがある
せっかく例文が見やすく記載されているのに、それに続く例文の解説が分かりずらいときがあります。
- どこからどこまでが例文の説明なのか。
- もう別の説明が始まっているのか。
が分かりづらいのです。
複数の例文を出して
- (1)例文1
- (2)例文2
- (3)例文3
と並べたら、解説も
- (1)解説1
- (2)解説2
- (3)解説3
と同じように並べるなど、構造的に分かりやすくして欲しいのです。変なところで気を回すため、読んでいてとても疲れます。
少し考えなければならない時もあります。
<例文>
(1)I’m looking for a gift for my daughter.
(2)The discussion went on for hours.
<説明>
come, get, make, put, takeなどの動詞に前置詞や副詞などがついて、動詞だけでは出せない意味を表すものがある。これを群動詞という。
(1)のlook for は「~を探す」、(2)のgo onは「続く」という意味である。
引用元:総合英語Evergreen
上の例では、(1)に「look for」(2)に「went on」を出したのに、説明文の最初にある動詞「 come, get, make, put, takeなど 」に「look」「go」がありません。
このように例文と説明文の対応関係が一目瞭然でないので、読んでいて正直とても疲れます。
「Part4 確認する」はいらないかも
Part4は「フォレスト」から追加された項目です。
「Evergreenの構成と利用法」によれば次のような内容となっているようです。
Part4 確認する
Part1からPart3で学習したことを確認するためのポイント解説と、理解度を確認するための問題です。
引用元:総合英語Evergreen「Evergreenの構成と利用法」
長い説明の後に、「まとめ」として端的にポイントを説明する、ということは良い試みだと思います。
しかし、Part4があるのは第3章~第12章まで、となっています。他章でPart4を落とした理由がいまいちよく分かりません。他の章は「確認」はいらないのでしょうか?この時点でこのPart4の意義がよく分からなくなっています。
しかも読んで見ると、これまでの説明の順番とは違う順番でまとめでは説明されていることがあり、構造化されて整理されているわけでもないので、読み手として再整理が必要なため読むのに一苦労です。
またPart2、Part3で説明したことを必ずしも網羅していないので、正直読む時間に対して得られる効果を考えると、読まなくても良いと感じてしまいます。まとめを読むより問題を解いていった方が良いように思います。
説明文の論理展開で疑問が生じ分かりづらいことがある
例えば、「第1章:文の種類」を例にとります。
まず、タイトルが「文の種類」ですから、それを期待して「Part 1 これが基本」へページをめくりますと、最初の説明が「英語の語順」。「は?なんで?」という感じです。
読み進めても、結局、ここでは文の種類は端的に何種類あるのか、という章タイトルのお題に対する回答がありません。
気を取り直して「Part2 理解する」へ進みます。
色々と書かれていますが、これを一度読んで、結局文の種類は何種類なのか、すっとわかるのでしょうか。
「Part2」の段落をリストに整理すると以下のようになります。
- 平叙文/肯定文と否定文
- 平叙文
- 否定文
- 疑問文
- Yes/No疑問文
- 疑問詞を使った疑問文
- 命令文
- 肯定の命令文
- 否定の命令文
- 感嘆文
- 形容詞や副詞の意味を強調
- <形容詞+名詞>の意味を強調
ぱっと見良いのですが、細かく読んでいくと疑問が次々と生まれます。正直すっと頭に入りません。
「/」の意味が不明ですし、「1. 肯定文」の説明がないため「どこ行った?」と感じますし、疑問文には肯定や否定の側面から説明がないので、説明粒度が他と異なるなど、説明文を読み進めるにあたって、推理を働かせて読み解いていかないといけません。
う~ん。。。難しい・・・。
最初の問い「結局文の種類って何種類あるの?」ですが、上のように整理して見てみると、大分類として4つ、サブカテゴリーで8つだ、と言っているように見えます。しかしサブカテゴリーの粒度、レベル感が違うので、正直よくわかりません。
記号の使い方が曖昧だったり、説明が構造化されていないので、とても疲れてしまいます。
私なら「文の種類」というお題をまず最初に説明するのであれば、下のように整理します。
| 肯定 | 否定 |
平叙文(断定する文) | 1 | 2 |
疑問文(質問する文) | 3 | 4 |
命令文(命令する文) | 5 | 6 |
感嘆文(驚きを表す文) | 7 | (8) |
「文の種類」というお題を出したなら、端的に結論を最初に示して欲しいのです。
章立て・順番の意味がよく分からない
この1~24までの章立てに何か意味はあるのでしょうか。どういう順番で並べているのでしょうか。大切な動詞を先に持ってきて、あとは、なんとなくグルーピングされているようなないような。
読み進めていいくと、あっちにいったり、こっちにいったり、という感覚がぬぐい切れません。
例えば、時制と完了形を分けているのですが違和感があります。
「時制」として説明されているのは、
- 現在形
- 現在進行形
- 過去形
- 過去進行形
- 未来形
- 未来進行形
であり、完了形は別の章立てなので、完了は時制としてカウントしない、と言っているように見えます。
文の構造を説明する図解がない
英語の構造を図示して解説した方が理解が進むことがあります。イラストではなく文の構造、つまり対応関係を矢印などを使って説明することです。
例えば関係代名詞や疑問詞を使った文などは、文の構造、修飾・非修飾の関係、関係代名詞節や疑問詞が代替した語との関係などを図で示すと明解になることが多いのですが、Evergreenでは言葉だけで説明し切ろうとしていて、イラストはあっても文構造の図解がないので、結局概念的となってしまっています。
恐らくページ数の関係などあったと思うのですが、若干もったいないなと思います。
評価
ぱっとみカラフルで読みやすく、Part1~3といったレベル分けしている点などは評価できるものの、いざ、文章を読み始めると、端的で結論ファーストな文でなく、文の組み立ても構造化されていないため、読むのに正直一苦労です。
600ページ以上、この調子で説明されることを考えると大変です。通読はできなさそうです。
③ 便利さ
良い点
さくいんが充実している
さくいんは、以下5種類があり便利そうです。
- 日本語さくいん
- 英語さくいん
- 機能別さくいん
- PLUS項目一覧
- TIPS FOR YOU項目一覧
正直、最後2つは使い道が良くわかりませんが、何か役立つことがあるかも知れません。あればあったで邪魔になることはありません。
参照ページの記載がある
説明文に、他のページに行って読んで欲しい参照ページがある場合に、そのページ番号が書かれているところは、ユーザーフレンドリーで良いと思います。
解説動画、学習アプリがある
解説動画や学習アプリがあるというのは素晴らしいと思います。
正直、解説動画があれば、上の読みにくさは解消されるかも知れません。
気になる点
特にありません。
評価
しっかりさくいんや参照ページの記載があり、加えて、動画での解説や学習アプリまであるとは、かなりお得感がありますし、しっかりサポートされてる感があります。これなら多少読みづらくても問題なさそうです。
④ 発音・音声の有無
良い点
いいずな書店のウェブ上で、例文の音声が無料でダウンロードできます。
ざっと聞いたところアメリカ人の英語で、きれいに録音されています。
文法と一緒に例文をひたすら繰り返して練習していけば、とてもいい教材になります。
気になる点
残念なのが発音についての説明が一切ないことです。せっかく例文の録音があるので、発音については少し説明して欲しかったです。
評価
参考書にある例文の音声が無料でダウンロードできてしまうのは、上の動画と合わせて、大変な素晴らしい特典だと思います。但し、これを練習するための基礎となる、とても重要な発音に関する説明がないので1点マイナスとしました。
⑤ 実績
良い点
前進であるフォレストの初版発行は1999年で、7版まで改訂し、8版としてEvergreenの出版となっています。20年以上の実績となっています。
実績としては十分あると言えるでしょう。
気になる点
特にありません。
評価
20年以上にわたり消滅せずに、8回の改訂を行ってきたのは、売れている証拠です。実績は相当あると言えます。
結論:おすすめ度 4.5 / 5
以上、評価をまとめると次にようになります。
- 網羅性:5
- 分かりやすさ:3
- 便利さ:5
- 発音:音声の有無:4
- 実績:5
- おすすめ度:4.5
<総評>
カバーしている項目は網羅的で良く、文法を学ぶという点ではカバー範囲は必要十分、これで文法習得はできそうであるものの、時に長い説明が構造化されていないため読みづらく、頭にすっと入ってこない部分があります。Part1はとても良いアイデアですが、正直、ぱっと理解できない部分が散見されます。
読み込むのに時間がかかりそうです。これを読み解かねばならなかった学生は大変だったでしょう。ただし、解説動画や学習アプリが無料でアクセスできるので、読みづらさを払拭する努力がされています。
また、ネイティブスピーカーが例文を読み上げる音声が無料でダウンロードできるため、全体として価値が高まっていると言えます。
全体として完成度は高く、人気があるのもうなずけます。
「総合英語 Evergreen」を使った勉強法
これでの話でおわかりのように、Evergreenの最大の利点は、
- Part1, Part2, Part3といったレベル分けの説明がなされていること
- 無料解説動画にアクセスできること
- 例文の音声が無料でダウンロードできること
です。
勉強方法としては、
- 無料の解説動画を見る
- Part1だけを読んで理解する
- Part2を読んで理解する
- 発音をおさらいする(別途学習が必要)
- 例文音声をダウンロードして完璧に言えるまで真似して覚える
- 学習アプリで問題を解きまくる
- 問題を解いて分からなかったところは再度読み直す
ということになると思います。
特に、4と5がとても重要です。文法を意識しながら、何度も練習して、音声と同じように言えるようになるまで、ひたすら練習すれば、文法と会話の両方が身に付くと思います。
凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法
「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」では、日本で生まれ育った普通の人が、どうしたら英語がペラペラになれるのか、を体系的に整理しています。
英語をまじめに、できるだけ短期間でマスターしたい人は是非以下の目次にお立ち寄り頂き、気になるところから読んでみて下さい。きっと役に立つ情報があると思います!