【凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法】正しい英語の勉強法 (2022年改訂版)

毎日、英語漬けで仕事をこなすこじたむです。

私のような凡人が、仕事でまともに使える英語力を身に付けるためにはどのように勉強すれば良いのでしょうか。今回は、帰国子女でもなく、英語を専門的に勉強したこともないが、英語が上手いと周りから思われている人の多くが、恐らく実践しているだろう正攻法とも言える英語の勉強法の全体像を「英語上達フレームワーク」を使って紹介します。

自分自身の体験や、長年にわたり英語ができる人の勉強法を自分なりにヒアリング調査すると共通する勉強法があることが分かってきましまた。これを、勉強している人が今何をやっているのか迷わぬように、何か分かりやすい形でフレームワーク(枠組み)化できないかと思い、整理したものが「英語上達フレームワーク」です。

これまで「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」では、「英語上達フレームワーク(version2.0)」を使って正しい英語の勉強方法を紹介してきましたが、今回これを更新し、「 英語上達フレームワーク(version3.0) 」としています。英語上達のために、より必要な要素を網羅的にカバーできていますので、以前より強力なフレームワーク(全体像を表す枠組み)となっています。

「よりコミュニケーション重視」となった、2020年から適用されている「新学習指導要領」の考えにも沿ったものとなっていますので、社会人のみならず、学生で「将来英語を使った仕事をしたい」と考えている人にも適した勉強法です。

新学習指導要領で求められる英語力については以下で詳しく見ていますので、併せてご一読下さい。

ご参考までに、これまでの「英語上達フレームワーク(version2.0)」を基にした英語の勉強法は以下の記事で紹介していますので、ご興味ある方はご一読下さい。但し今となっては古いですので、今回のこの記事を読んで頂ければ十分です。

この記事は以下のような人にお勧めとなっています。
読んで頂きたい人
  • 正しい英語の勉強方法を知りたい人
  • なかなか英語が上達しない人
  • 英語が上手い人はどうやって英語をマスターしているのか知りたい人
  • ある程度の努力は惜しまないが、可能な限り最短で結果を出したい人

こちらで紹介する勉強方法は、きちんとした実力を付けることを目的としていますので、「とにかくTOEICの点数が上がりさえすれば良い」といった人や「何かお手軽な受験テクニックが知りたい」といった人には向きません。但し、きちんと実力がつけば当然試験では良い点は取れるものですので、その点はご安心頂ければと思います。

目次

全体像「英語上達のフレームワーク(version3.0)」とは?

こちらが今回新しく更新した「英語上達フレームワーク(version3.0)」です。

「英語上達フレームワーク(version3.0)」

基本的な考え方としては、

  1. 練習と本番を繰り返すこと(練習9割、本番1割)
  2. 練習には「積み上げてから繰り返すこと」と、特に積み上げが不要だが「時々は行った方が良いこと」の2種類に分かれますので、積み上げが必要なものについては、順番を守ること

というものです。

特に習い始めの頃は「9割練習、1割本番」くらいの割合で、練習と本番を繰り返していくことが重要です。本番とは実際英語を使って、日本語が通じない外国の人とコミュニケーションを取ることを意味しています。練習とはその名の通りで、本番で上手くコミュニケーションを取るために行う準備のような位置づけです。野球の試合でヒットを打ちたかったら素振りやバッティング練習を何百回も繰り返し行うように、英語のコミュニケーションにおいても、練習を繰り返すことが重要です。

次に積み上げる部分について若干補足します。

「積み上げが必要」と言っても、英語における「積み上げ」とは「たかしれ」で、数学のように膨大に積み上げる知識は必要ありません。「正しい順番を守って勉強しましょうね」くらいの意味と思って頂いても結構です。

英語の良いところは、数学のような知識の積み上げや、論理を理解する頭の良さがほとんど要らないところです。若干文法のところで必要なくらいで、それ以外はほぼ要りません。勉強の順番を守って、何度も何度も練習すれば基本的にどんな人でも上達するものです。

では各要素について一つ一つ説明します。

「1. 発音を習得する」

英語を本格的に上達させようと思ったら、まず初めに学ぶべきことは「発音」です。しかも最も基本になるアルファベットの発音を確実に習得することです。

「え?」と思われた方は多いと思いますが、これから英語をスピーディーにきちんと習得しようと思った時、このアルファベットの発音は基礎の基礎としてとても重要です。

なぜ発音がそれ程重要なのでしょうか?

それは、自分が正しい発音に慣れておかないと、聞き取れないからです。聞き取れないと会話ができません。聞き取れるための第一歩が正しい発音です。その一番基礎となるのがアルファベットなのです。

私はこの発音の重要性に気付いて自分の発音を矯正してから、かなり聞き取れるようになりましたし、より伝わるようにもなりました。ですから、まずはきちんとアルファベットの発音をマスターし、単語の発音、文のなかでの発音を段階的に勉強することがとても重要となります。

ところが日本ではほとんど無視されていますので、とても残念なことです。

「いや、日本でも最初にアルファベットの発音は勉強するではないか」

という声が聞こえてきそうです。

確かに日本ではアルファベットの発音は、アルファベットを習う時に最初に勉強します。しかし、その後それが継続されません。せっかく「“V”は、上の歯で下唇を軽く噛んで“ヴィー”と発音するんだよ」と習っても、次の日には「で、このブイは・・・」と日本語発音に戻ってしまいます。習ったらずっとそれを意識してVなら「ヴィー」と発音して欲しいのです。
一度習ったらずっと正しい発音にスティックして欲しいのです

そういう意味で、「英語上達のフレームワーク(version3.0)」で、発音の矢羽根がずっと右に伸びてますよね。

これは、これから英語に触れる時には、習った発音を常に意識して欲しい、という意味です。学校や職場でなんとなく恥ずかしいのであれば、せめて家で自分で勉強している時には、せっかく習った正しい発音を常に意識して下さい。

具体的にアルファベットの発音であれば、どこに気を付けるべきなのか、については、次の2つの記事をお読み頂ければ、理解できると思います。

「2. 文法を理解し体に染み込ませる」

次に文法です。自分の伝えたいことを、きちんと伝えるため、また相手を理解するためには、高校レベル程度の文法はクリアしたいところです。文法を勉強している時にも正しい発音は常に意識するようにして下さい。

さて、「文法を理解し体に染み込ませる」という文には、「理解する」と「体に染み込ませる」という2つの要素が入っています。私は「ある程度大人になったら、頭で理解したのちに、それが自然となるまで浸透させる」というプロセスが重要だという立場を取ります。ですから、「子供が言葉を学ぶ時と同じようにひたすら英語を聞いていれば自然に覚える」というアプローチは間違っていると思います。

但し、「理解する」と言っても、その範囲はあまり広げすぎないことです。一般的に文法として説明できる範囲に収めることが重要だと思います。英語は生きた言葉ですから「なぜ、そうなるか?」を説明できる部分と、説明できない部分が出てきます。説明できない部分については、あまりつきつめて「なぜ?」にこだわらないことが大切だと思います。

例えば、

I am a boy. (私は少年だ)

という文で、なぜbe動詞に「am」が使われ、なぜ「boy」に「a」が付くのか?は「主語が1人称の“I”だから」とか「boyは可算名詞だから」と説明できます。ここまでは文法ルールとして説明できる範囲です。

ところが、なぜ自分のことを「I」というのか?や、可算名詞には「b」でも「c」でもなく、なぜ「a」を付けるのか?などは、文法ルールとしてこだわる範囲ではありません。「そういうものだ」と考えて覚えるしかありません。文法はある程度のどころで割り切ることも重要です。

では、「どこまでが文法ルールとして説明すべき(=勉強すべき)範囲なのか」ですが、一般的に出回っている高校生向けの文法書を一冊読み込んでいくのが一番効率的で良いと思います。

では次に、文法書が何が良いのか、ですが、正直「これがお勧め」という本に私自身出合っていません。出回っている参考書を自分で読んでレビューしているので、「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」のトップページに行って「文法参考書レビュー」を見て下さい。今後レビューする参考書を増やしていこうと思っています。

一度、文法ルールを「そうか」と理解したら、後は 「それが当たり前になるように体に染み込ませる」 ことが大切です。

最終的には、例えば、

I am boy.

という文章を見た瞬間に違和感を覚えるくらいになるのが目標です。

一番早い文法のマスター方法は誰かに教わることです。しかし、それができず、一人でなんとかしかければならない場合は、次のようなステップで勉強します。

  1. 一冊文法書を持って、例文を見て筆者は結局何を伝えようとしているのかを読み取りながら通読する(例文を見て文法ルールを理解できれば良い)
  2. 基礎的な問題を数多くこなし、答えを合わせをして理解できているか、確認する。答えを見ても、理解できなければ1.の文法書で調べて「なぜ」が言えるよう回答してみる
  3. それでも分からない場合はググって調べる
  4. 理解できたら例文を何度も音読する(発音を意識して)
  5. 1~4を数回繰り返す

というプロセスを踏むことです。愚直なやり方ですが、自分一人で勉強している場合は、結局これしかありません。

音読することはとても重要だと思いますが、めちゃくちゃな日本人読みで音読しても効果が半減してしまうので、できればネイティブスピーカーが例文を読み上げている音声が入っているCDやウェブからダウンロードできるといった特典付きの参考書が良いと思います。そして、音声と全く同じように言えるまで、アルファベットの発音を意識して何度も音読してみるのです。

このように何も考えず、ひたすら練習することが英語上達においてとても重要なのです。

学生の時に文法はある程度やったから概ね理解しているという人が、「おさらい」のためにする勉強でも同じようなアプローチで文法を勉強されることをお勧めします。分からないところに絞っても良いと思います。

文法は範囲が比較的広く時間がかかってしまうと思いますが、文法が分からないと何も始まりませんので、焦らず先に進まず、一定期間集中してだいたい分かったという自信が付くまで文法だけに集中した方が良いでしょう。

「3. 文章読解のコツを会得する」

文法がだいぶ分かってきたら、次に着手することは文章を読む練習です。

文章を読む練習をする時に重要なことは究極的に以下3つです。

  1. 文法で習ったことをベースとして、文の構造を理解すること。(文法の知識を使ってSVOC、修飾・非修飾の関係を説明できること、特に何が主部(または主語)で何が述部(または述語)かを見極めることが最も大切)
  2. 文を頭から読み進め、最後まで来たら理解できている、という状態を目指すこと。(返り読みしない)
  3. この文章によって筆者は結局何を言いたかったのか、「いいたいこと」を理解すること。

文章読解についても最近出回っている参考書を使って練習するのが一番手っ取り早いと思います。

初めは簡単でそれ程長くない文章から始めます。文を頭から読む練習ですが、簡単な文章を一つ選んで、頭から読んでいくと同時に意味を理解していくという練習を音読しながら行います。同じ文章を使って100回くらい繰り返します。

「4. シャドーイングを繰り返す」

シャドーイングとは映画やドラマを使って、台本を片手に、俳優が言うセリフをオウム返しのように、そっくりそのまま繰り返す練習です。全く同じように言えるようになるまでひたすら繰り返して練習します。最初のうちは口の動きが慣れないので、同じ文を50回とか100回繰り返すはめになります。が、途中で妥協せずに、同じように言えるようになるまで、ひたすら繰り返して下さい。私もやり始めの時には、短い1文に3日くらいかけてひたすら練習しました。

シャドーイングを始めた初心者が教材として選ぶのに適した物語は、もちろん自分の好きな映画でも良いのですが、一番最初に効果を発揮するのは、幼児向けの読み聞かせ本です。

例えば、「シンデレラ」とか「7人の小人」などで、3~4歳向けに書かれた本と読み聞かせのための音声がセットになっているものがお勧めです。単語やストーリーは単純なのですが、スピードがネイティブ向けなので、最初はめちゃくちゃ早く聞こえると思います。一方で綺麗な発音で話されていることが多いので、とてもためになります。

正直、このシャドーイングをひたすら繰り返していると効果が目に見えて現れてくると思います。

しかし、ここで効果を実感するには、

  • 発音の基礎がすでにできていること
  • 文を読んで文の構造と意味が分かる程度に文法の知識があること
  • 文を前から読み進めることができること

といった、これまでの蓄積が必要になります。

実はシャドーイングは、かなり昔、まだシャドーイングという言葉が世に出回っていなかった時代に、ある先輩から伝授された勉強法でした。彼は生まれも育ちも日本でしたが、英語が結構ペラペラでだいぶまわりとは差がありました。教えてもらって本当に感謝です。

「5. 多読する」

シャドーイングを積み重ねてきたら、次に「多読」へ移行します。多読とは、英語の本なり新聞なり雑誌なりウェブサイトなり、なんでも良いので、英語の文章をひたすら読むことです。

途中少しくらい分からない単語が登場しても意味がなんとなくわかれば良いという姿勢で臨みます。本当にクリティカルな単語だけ調べて意味を理解するようにします。

英語で文章を読むと理解力が日本語より低いので途中でどうしても飽きます。私も最初は日本の小説で英訳されたものを何冊かトライしたのですが挫折したものです。最初に最後まで読めたのが、私の好きな小説で、確か夏目漱石の「坊ちゃん」の英訳版だったと思うのですが、それでも苦痛でした。(笑)

その後何冊も英語の本を読むことになるのですが、結局、仕事上必要に迫られて読んでいたものです。今でも、英語の契約書やら企業のウェブサイトやらをひたすら読みまくる日々ですので、うまく多読ができていると思います。

もう一つお勧めとしては、自分の趣味に関する海外の情報サイトをたまに読み込む、というものがあります。

私はコンピューター音楽が好きなので、アメリカやイギリスのコンピューター音楽についてのサイトに会員登録して、情報を得たりしています。昔はよく質問なんかも投げて回答をもらっていたものです。

正しい文章で書かれている(はず)のものであれば何でも良いと思います。

「6. 単語・熟語をひたすら覚える」

これまでは、ある程度蓄積していくものでしたが、これからは、蓄積しなくても良いもので、時々やった方が良いものとなります。

まずは「単語・熟語をひたすら覚える」というものがあります。

単語の覚え方として2つの方法があると思います。

  1. 単語帳を買ってきて覚える
  2. 出てきた単語を覚える

という2つのです。私は、出てきた単語を覚えるです。単語帳は確認作業用に使いますが、単語帳を全て覚えるということはしません。昔、トライしたことがあるのですが、どうしても無味乾燥で辛かったですしすぐ忘れてしまったものです。

それよりも一度勉強の中で出てきた単語の方が印象に残って覚えやすいと思います。

発音の練習から初めて多読までに、数多くの知らない単語が出てくると思います。それらは必ず調べてノートなどにメモって時間を見つけてひたすら覚えていきます

基本的に高校生レベルの参考書に特殊な単語が出てくることはほぼありませんので、例えば、文法書だとか文章読解の参考書を読んでいて分からない単語に出くわした場合、全て調べて覚えるべきです。

「7. 英語に関する本をたまに読む」

今回「英語上達フレームワーク」で新たに加えた要素です。自分の経験を踏まえると、英語に関する本をよく読みましたし、ふとしたことを良く覚えていて結構役に立つことも多かったのでお勧めします。

英語に関する本は今や数えきれない程出ていますね。文法に関することでも良いし、勉強方法に関することでも良いですし、とにかく、「あ、いいな、面白そうだな」と思ったら買ってみてどんどん読んでみて下さい

本でなくても最近であれば、ウェブやYouTubeなんかでも良いですので、気になったものや面白そうなものは、どんどん頭に仕入れていくと勉強を補佐する形となり効果があります。

「8. イメージトレーニングする」

イメージトレーニングとは、英語での発言や会話をシミュレーションして自分の口パクでやってみる、ということです。例えば、英語での会議なり授業があるとします。「そこで今日はなんて言おうかな」など考えることがあると思うのですが、「こういう風に発言してみよう」とは「こう質問されたらこう答えよう」など、声を発せず口パクでシミュレーションするのです。

私はよく電車の中で会話をシミュレーションしていた時期がありました。自分では黙って頭のなかだけでやっているつもりが、ついつい口からボソボソと声がこぼれてしまうことが多々ありまして、周りから変な目で見られたことがたくさんあります。(笑)

またアメリカに住んでいた時には、どこかのカスタマーサービスに電話する時など、めちゃくちゃイメージトレーニングしてから臨んだものです。

いざ本番という時に、必ずイメージトレーニングしてから本番を迎えることをお勧めします。

「9. 実践で試す(読み・書き・会話)」

「実践で試す」とは、日本語が通じない外国人と実際英語で話す、ということです。

仕事でなくとも、英会話学校でも良いし、友達と話すとことでも良いと思います。スポーツの世界でも、たまには練習試合をするように、英語でもたまには「試合」をすることで、モチベーションを維持できますし、上達を早めることになると思います。

但し、1~8までの練習をすっとばして試合ばかりしていてもなかなか上達しないと思います。私は英会話学校や短期の海外留学だけでは上達しない、という考えです。

アメリカやイギリスに住んでいた時、そこに20年も30年も住んでいるのに、英語がお世辞にも上手いとは言えない人に数多く出会いました。彼らには共通点があって、

  • 決まって発音が悪い(日本人的発音が抜けていない)
  • 文法がめちゃくちゃ

というものでした。ですから基礎的なところをしっかり勉強したことがなければ、練習もしていない、というのが明らかです。

よく「海外で何年も暮らしていれば語学が自然にできるはず」と勘違いされているかたが多いのですが、正直年齢が若ければそれは正しいのですが、大人になってからですと、そんなことはありません。

大人の場合は、「基礎がしっかりとできている人が、海外で暮らしていて、かつ「練習」するから上手くなる」ということをアメリカ、イギリスで暮らして、できる人とできな人を数多く見て、よく分かりました。

「1~9を繰り返す」

ある程度基礎ができてくれば、後は、1~9までを繰り返していき、メンテナンスする、ということが大切です。

発音は常に意識し

  1. 発音は常に意識する。
  2. 分からない文法が出てきたら文法書やウェブで調べてみる。
  3. 常に文は頭から読んで理解していき、文の最後に来たら理解している、という状態を目指ざす。その時、SVOCといった構造を常に意識する。
  4. シャドーイングを継続する。
  5. 仕事や興味ある分野について英語の文献を読んで見る。
  6. 新たな単語は常に覚える努力をする。
  7. たまには英語に関する好きな本を読む。
  8. 本番前にはイメージトレーニングをする。
  9. たまには本番の機会を作る。

といったことを実践していきます。

凡人でもペラペラになれる、それが英語

今日は、正しい英語の勉強方法ということで、英語上達フレームワークとそれに沿った説明をざっと駆け足で紹介してきました。「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」では、もう少し突っ込んだ勉強のやり方をより具体的に紹介していこうと思っています。

英語は、正しい勉強法で勉強していけば、誰でもかなり上達できます。はっきりいって頭の良さはほぼ関係ありません。「習うより慣れろ」という言葉が当てはまるので、スポーツと同じで練習量が物をいう世界だからです。

私の周りでも英語ができる人は、それなりに勉強していますし、練習をしています。一方で、練習をしていなければ、海外に何十年と住んでもあまり上達しません。

もちろん、天才的な頭脳の持ち主でなければ、それなりに時間と労力はかかります。本格的に使えるようになりたかったら、努力は仕方がありません。「全く喋れなかった人が1か月でペラペラになった」といった類の「お手軽勉強法」はありません。しかし、正しい勉強方法で勉強し、練習すれば、かなり上達はできると思います。

「英語+仕事ができる=価値」となる

最後にお伝えしたいのは、英語はあくまでもツールである、ということです。

通訳や英語の先生、または学生でない限り、英語だけできても仕方がありません。通常業務ができる上に英語ができて初めて付加価値となるのです。

英語はあくまでもコミュニケーションのツールです。しかしかなり重要なツールですので、エクセルがバンバンできる人が重宝がられるように、英語ができれあば重宝がられます。

しかし、「あの人はエクセルだけの人」「あの人は英語だけの人」にならないように、ツールを使ってどんな仕事をするかで真価が問われますので、社会人はあくまで仕事のスキルアップを優先する必要があります。ですから普通は英語なんて勉強している暇がありません。結果、仕事も英語もそこそこできる人はあまり多くいません。

だからこそ、その両方に努力を惜しまなければ、価値となるのです。

是非、正しい勉強法で、確実に英語の達人になって、世界の人と仕事をする人材となって欲しいと思います。

凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法:目次

「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」では、英語上達のために役立つ情報を整理し発信しています。是非、目次から興味があるところを読んで見て下さいね。

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