【凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法12】態(たい):述語パートを作るとき、考える必要があります(初心者向け)

【概要】

今回は、述語パートをつくる際に、考えなければならない「態(たい)」についてご説明します。

 

ポイントは、

どうやって受動態(受け身の文)を作るか

です。

 

受動態を作ると、動詞の意味・形に影響が出ます。

 

こじたむ

今日のゴールは

・能動態と受動態の意味上の違い

・受動態の作り方

を理解することです。

簡単なので、すぐ終わりますよ。

 

目次

 

基本英文法における「態」の位置づけ

「態」は、述語パートを作るときに考えなければならない要素で、動詞の意味と形に影響を与えます。

 

<図1.基本英文法の全体像>

 

「態」:2種類

英文法における「態」とは、「主語と動詞の関係性」を表す文法用語です。

 

1.能動態

2.受動態

 

の2種類があります。

 

1.「能動態」とは

主語が動詞の行為者であることを表します。

 

例)

I will run.(私は走るつもりだ)

※「run」という動詞の行為は、主語である「I (わたし)」が行います。 

 

2.「受動態」とは

これに対して、受動態では、主語が動詞の行為者でなく、誰か他の者によって動詞の行為がなされたことを表します

主語は、行為の受け手となります。いわゆる「受け身の文」ということです。

 

例)

わたしは褒められた。

※褒めたのは、主語である「わたし」でなく、誰か他の人です。「わたし」は受け身的に、誰か他の人によって「褒められた」のです。

 

では、これを英語でどう表現するのでしょうか?

 

受動態の文の作り方:be動詞+一般動詞の過去分詞

英語の動詞は、基本的に全て「能動態」を前提としています。

 

例1)

I will run. (わたしは走るつもりだ)

※「走る」のは主語である「わたし」です。

 

例2)

You will go. (あなたは行くつもりだ)

※「行く」のは主語である「あなた」です。

 

となると、英語では受動態が特殊であり、形を変えて「受動態」であることを表現する必要があります。

 

受動態は、

Be動詞 + 一般動詞の過去分詞

で作ることができます。

 

例1)

I was praised. (わたしは褒められた)

 

be動詞である「was」は、主語が「I」の時の過去形です。

つまり「過去のこと」を話しています。

 

<図2.be動詞の活用(前回の復習)>

 

「praised」は動詞「praise(~を褒める)」という動詞の過去分詞です。

「褒められる」という受け身の意味となります。

 

<図3.一般動詞「praise(~を褒める)」の活用>

 

「be動詞+一般動詞の過去分詞」の形ですので、過去についての受動態の文だ、とわかります。

 

過去形、過去分詞は、前回見た「動詞の活用」にありましたね。

 

過去分詞には、元々、「~される」という受身的な意味合いがあります

 

<図4.動詞の活用(前回の復習)>

 

動詞の活用については前回の記事をご覧下さい。

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まとめ

1.

述語を作る際、能動態とするか、受動態とするか、を考える必要がある。

 

2.

英語の動詞は、全て能動態を前提としているため、受動態を作るときに「形」を変えて受動態であることを伝える必要がある。

 

3.

受動態は、「be動詞+一般動詞の過去分詞」という形で表現する。

 

以上、受動態を作るのは簡単ですね。

 

次回は、ちょっと厄介な「時制」についてご説明します。

述語パート完成は間もなくです!

 

どうぞお楽しみに!!

 

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