【初心者向け】英文法:目的語・補語を含むパート:動詞が2つの目的語を必要とする場合

【概要】

動詞によっては、2つの目的語が必要となる場合があります。

代表的な動詞は「give(与える、あげる)」です。

今日は、2つの目的語を使う英文を見てみましょう。

 

<基本英文法のフレームワーク>

 

目次

2つの目的語を必要とする動詞

例えば「give(与える、あげる)」という動詞は、「誰に」「何を」という2つの目的語を必要とする動詞の代表です。

例:

  • I will give you an apple. (私は、あなたに(一つの)りんごをあげるつもりだ)

 

「誰に=あなたに」「何を=りんごを」と、2つの目的語を使っています。

最初の目的語「誰に」の部分には「人や生き物」がきて、「何を」の部分には「もの」がくるのが普通です。

 

write(書く)」という動詞を、「手紙を書く」という意味で使いたい場合にも、2つの目的語を使います。

例:

  • I will write you a letter. (私はあなたに(一つの)手紙を書くつもりだ)

 

「誰に=あなたに」「何を=手紙を」と、2つの目的語を使っています。

これも、最初の目的語に「誰に(人)」がきて、後ろの目的語には「何を(もの)」がきていますね。

 

目的語になれるのは「(代)名詞」だけ

前回、目的語のところでも説明したように目的語になれるのは「名詞の仲間だけ」です。

目的語が2つになっても、それぞれには名詞か代名詞といった、名詞の仲間しか目的語にはなれないというルールに変わりはありません。

基本英文法の段階では、目的語になれるのは「名詞」か「代名詞」だけ、と覚えておきましょう。

 

まとめ

  • 動詞には、目的語が2つ必要とするものがある。
  • 代表は「give(与える、あげる)」や「write((手紙を)書く)」。
  • 最初の目的語には「誰に」にあたる「人や生き物」が来て、後ろの目的語には「何を」にあたる「もの」がくる。
  • 目的語になれるのは「(代)名詞」だけ。

 

 

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