【初心者向け】基本英文法(3周目)疑問文の作り方(法則があるので簡単です)

【要点】

否定文同様、疑問文を作る時のルールは基本的にシンプルです。

主語と、述語にある一つの単語の位置を入れ替えるだけです。

今日は基本となる疑問文、「~ですか?~しますか?」と肯定的に質問する時の疑問文の作り方を見ていきます。

 

 

目次

疑問文を作る時の確認フロー

疑問文を作る時の確認ステップは否定文の時と全く同じです。

 

①まず助動詞を使うかどうかです。助動詞を使う場合、助動詞を主語の前において完了です。

②助動詞が使われない場合、完了形を使うかを確認します。完了形を使う場合、have/has/hadを主語の前に置けば完了です。

③助動詞も完了形も使わない場合、be動詞を使うか確認します。be動詞を使う場合、be動詞を主語の前に置けば完了です。

④最後に、一般動詞の場合、なぜかdo/does/didという助動詞のような単語が出てきて、これを主語の前に置いて、動詞を原形にして完了です。

 

それぞれ①~④を見ていきましょう。

 

①助動詞を使う場合の疑問文

基本的な助動詞は全部で9ありましたね。

助動詞を使う文の場合、助動詞を主語の前に置けば疑問文になります。

つまり、主語と助動詞の位置を逆転させれば良いのです。

 

[平叙文] I can go. (私は行くことができます)

[疑問文] Can I go?(私は行くことができますか?)

そして質問に対する回答は以下のようになります。

[yesの場合] Yes, you can. (はい、あなたは行くことができます

[noの場合] No, you can’t. (いいえ、あなたは行くことができません

このように、Yes, Noの後に、主語+助動詞で文を止めて回答します。

質問で使われた助動詞を使って回答するのが基本です。

回答が否定の場合は、通常短縮形を使います。

 

②完了形を使う場合の疑問文

完了形には、現在完了(現在完了進行形も含む)、過去完了(過去完了進行形も含む)、未来完了(未来完了進行形も含む)がありますね。

完了形の場合、進行形であっても通常の形であっても、have/has/hadと主語の位置を入れ替えれば疑問文になります。

 

[平叙文] I have eaten lunch.  (私は昼食を食べました)

[疑問文] Have I eaten lunch? (私は昼食を食べましたか?)[現在完了]

[疑問文] Have you eaten lunch? (あなたは昼食を食べましたか?)[現在完了]

[疑問文] Has he eaten lunch? (彼は昼食を食べましたか?)[現在完了:主語が3人称単数]

[疑問文] Had you eaten lunch? (あなたは昼食を食べてしまっていましたか?)[過去完了]

そしてこの質問に対する回答は、以下のようになります。

[yesの場合] 

Yes, I have. (はい、食べました)[現在完了]

Yes, he has. (はい、食べました)[現在完了:主語が3人称単数]

Yes, I had. (はい、食べてしまっていました)[過去完了]

[noの場合] 

No, I haven’t. (いいえ、食べていない)[現在完了]

No, he hasn’t. (いいえ、食べていない)[現在完了:主語が3人称単数]

No, I hadn’t. (いいえ、食べてしまってはいなかった)[過去完了]

このように、Yes, Noの後に、主語+have/has/hadで文を止めて回答します。

質問で使われたことば(have/has/had)を使って回答するのが基本です。

ここでも、否定で回答する場合は、通常は短縮形を使います。

 

③be動詞を使う場合の疑問文

助動詞、完了形が綱われない場合、be動詞は以下枠線で囲った部分の形で出てきます。

be動詞が使われている場合、be動詞と主語の位置を逆転させれば、疑問文になります。

 

[平叙文] She is cute. (彼女は可愛らしいね)

[疑問文] Is she cute? (彼女は可愛らしいですか?)

そしてこの質問に対する回答は、以下のようになります。

[yesの場合] Yes, she is. (はい、可愛らしいよ)

[noの場合] No, she isn’t. (いいえ、可愛らしいくはないよ)

ここでも、使われたbe動詞をそのまま使って回答します。

また否定で回答する場合は、通常は短縮形を使います。

 

④一般動詞を使う場合の疑問文

最後に、助動詞がない、完了形でもない、be動詞も使われていない場合、一般動詞が使われているはずです。

その場合、なぜか、do/does/didといった助動詞のような働きをすることばが出てきて、これを使って疑問文を作ります。

 

<時制が現在の時>

[平叙文] I play tennis. (私はテニスをします)

[疑問文] Do you play tennis? (あなたはテニスをしますか?)

主語が3人称単数の時

[平叙文] He plays tennis. (彼はテニスをします)

[疑問文] Does he play tennis? (彼はテニスをしますか?)

<時制が過去の時>

[平叙文] I played tennis. (私はテニスをしました)

[疑問文] Did you play tennis? (あなたはテニスをしましたか?)

 

回答は以下のようになります。

<時制が過去の時>

[疑問文] Do you play tennis? (あなたはテニスをしますか?)

[yesの場合] Yes, I do. (はい、しますよ)

[noの場合] No, I don’t. (いいえ、しません)

主語が3人称単数の時

[疑問文] Does he play tennis? (彼はテニスをしますか?)

[yesの場合] Yes, he does. (はい、しますよ)

[noの場合] No, he doesn’t. (いいえ、しません)

<時制が過去の時>

[疑問文] Did you play tennis? (あなたはテニスをしましたか?)

[yesの場合] Yes, I did. (はい、しましたよ)

[noの場合] No, I didn’t. (いいえ、してません)

Yes, Noの後に、主語+使われたdo/does/didで文を止めて回答します。

質問で使われたことば(do/does/did)を使って回答するのが基本です。

ここでも、否定で回答する場合は、通常は短縮形を使います。

 

まとめ

疑問文を作るには、助動詞、完了形で使うhave/has/had、be動詞と、主語の位置を逆転させるだけなのですが、なぜか、これらが使われておらず、一般動詞が使われている場合だけ、do/does/disという助動詞のような単語が出てきて疑問文を作ります。

これは否定文でも同じでした。

このように、否定文と同様、疑問文には作成の時のルールがありますので、一気に覚えてしまうのが早いと思います。

 

 

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