【概要】
今日は「述語を含むパート」で考えなければならない時制の一つ、「進行形」について解説していきます。
<基本英文法のフレームワーク>
「進行形」とは、「現在・過去・未来」のある一地点で、「~しているところだ」と、動作や行為が進行中であることを特に強調したい時に使う形のことです。
<16の時制>
動詞の活用
進行中であることを伝えるには、動詞の活用の一つ「現在分詞」を使いますので、まずは動詞の活用について、さっとおさらいしておきましょう。
動詞にはbe動詞と一般動詞がありますので、それぞれの活用を見てみます。
<be動詞の活用>
<一般動詞の活用:「go」の場合>
「進行中」を表現する形:進行形
動作が進行中であることを伝えるには、
- be動詞+現在分詞
という形をとります。
この形を念頭に、まずは「現在進行形」を見ていきましょう。
時制⑦:現在進行形
「現在進行形」とは、今現在、ある動作が進行中であることを特に強調したい時に使う形です。
be動詞の現在形を使うことで、時制が過去や未来でなく、「現在」であることを表現します。
さらに、be動詞の後に、動詞の現在分詞をおいて進行中であることを表現するのです。
例:
- I am going to the supermarket. (私はスーパーマーケットに向かっているところだ)
主語が「I」ですからbe動詞は「am」、これに「go(行く)」の現在分詞「going」をくっつけて、「行く」という行為が今、進行中であることを表現しています。
あくまで話し手の目線は今現在ですので、「現在進行形」とは、現在時制のバリエーションの一つなのです。
時制⑧:過去進行形
「過去進行形」とは、過去のある一地点で、ある動作が進行中であることを特に強調したい時に使う形です。
be動詞の過去形を使うことで、時制が過去や未来でなく、「過去」であることを表現します。
さらに、be動詞の後に、動詞の現在分詞をおいて進行中であることを表現するのです。
例:
- I was going to the supermarket. (私はスーパーマーケットに向かっているところだった)
主語が「I」ですからbe動詞は「was」、これに「go(行く)」の現在分詞「going」をくっつけて、「行く」という行為が、過去のその時には進行中であることを表現しています。
あくまで話し手の目線は、過去のある一地点ですので、「過去進行形」とは、過去時制のバリエーションの一つなのです。
時制⑨:未来進行形
「未来進行形」とは、未来のある一地点では、ある動作が進行中であるだろうことを特に強調したい時に使う形です。
be動詞には未来形がありませんので、未来を表す助動詞「will」を使って、未来であることを表します。
助動詞が使われますので、be動詞は原形を使います。
さらに、be動詞の後に、動詞の現在分詞をおいて進行中であることを表現するのです。
例:
- I will be going to the supermarket. (私はスーパーマーケットに向かっているところだろう)
助動詞「will」が使われていますのでbe動詞は原形「be」、これに「go(行く)」の現在分詞「going」をくっつけて、「行く」という行為が、未来のある時点では進行中であるだろうことを表現しています。
あくまで話し手の目線は、未来のある一地点ですので、「未来進行形」とは、未来時制のバリエーションの一つなのです。
まとめ
- 現在・過去・未来のある一地点で、動作が進行中であることを特に強調したい時に「進行形」を使う。
- 進行形は「be動詞+動詞の現在分詞」で表現する。
- 例:
- I am going to the supermarket. 【現在進行形】
- I was going to the supermarket. 【過去進行形】
- I will be going to the supermarket. 【未来進行形】
「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」へのリンク
「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」では、英語を効率的に勉強する方法を体系的に紹介しています。
基本英文法も体系的に学べるよう目次を付けていますので、是非、リンクから訪問して、はじめから通してお読みすることをお勧めします。