【概要】
名詞の代わりに使われる代名詞、これまで基本的な3種類の代名詞について説明してきました。
これらの代名詞はとても重要で、英文のなかでも頻出しますので、今日は、一旦、これら3種類の代名詞について整理しておきます。
- 人称代名詞(I, youなど)
- 指示代名詞(this, thatなど)
- 不定代名詞(someoneなど)
目次
人称代名詞
話し手(1人称)、聞き手(2人称)、それ以外(3人称)を表す代名詞です。
人称代名詞を使う時の重要なルールは
- 主語として使う場合、名詞を修飾して「~の」の意味を添える時、目的語として使う場合で形を変える。
というものです。
指示代名詞
「これ」「あれ」などと、はっきりと「どれ」を示す代名詞です。
指示代名詞には、格変化がありませんので、主語に使う場合も、「~の」を表す場合も、目的語として使う場合も、形を変更する必要はありません。
- This is a pen. (これは(一つの)ペンです)・・・主語として使われています
- This pen is my pen. (このペンは私のペンです)・・・「pen」を修飾する語として使われています
- I like this. (私はこれが好きです)・・・目的語として使われています
指示代名詞は、話し手でも聞き手でもありませんから「3人称」となります。
不定代名詞
人称代名詞や指示代名詞とは異なり、不特定の人・物を表す代名詞です。
他の代名詞と比較してみます。
- 指示代名詞は全て単数扱いですので、複数形はありません。
- 所有格にする場合、「’s」を付ける必要があります。
- a somebody‘s book(誰かの本)
(この場合の「a」は「book」を修飾する冠詞です)
- a somebody‘s book(誰かの本)
- 形容詞で修飾する場合、必ず後ろに形容詞を置きます。
- something new (何か新しいもの)
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