【要点】
英語の平叙文は、「主語+述語」の語順で並ぶのが基本です。
しかし、これがくつがえる時がまれにあります。
今日紹介する「There is ~」や「There are ~」はそれで、「修飾語+述語+主語」の形になっています。
「~がいる、~がある」と何かが存在することを表す言い方で、よく出てきますので、基本として最初のほうに学んでしまうのが良いです。
There + be動詞+主語+(修飾語)
各単語の説明をします。
最初にくる単語は「there」で、これは常に変わりません。
次のbe動詞は、「~」の部分にくる主語と時制に影響されて形を変えます。
修飾語はオプションです。付けても付けなくても良いですが、通常は「どこに」と場所を表す修飾語が来ます。
例文(現在形)
There is a cat under the table. (テーブルの下に猫がいます)
上の例では、主語は「a cat」(一匹の猫)で、わたし、あなた以外の「3人称」、数は冠詞の「a」がありますので、「単数」です。
時制は「今のこと」を言いたいとすれば、「現在」ですから、be動詞は「is」となります。
「under the table」はなくても文としては完成しますので無くても良いのですが、普通「~がいる」と言うと、「え?どこに?」と相手は聞きたくなると思いますので、言ってあげたほうが良いですね。
There are cats under the table. (テーブルの下に猫がいます)
この場合は、主語は「cats」と複数になっていますので、be動詞は「are」がきます。
例文(過去形)
上の例を過去形の文にしてみましょう。
There was a cat under the table. (テーブルの下に猫がいました)
There were cats under the table. (テーブルの下に猫がいました)
be動詞が単数の場合は「was」、複数の場合は「were」に変わります。
まとめ
「There + be動詞+主語」という特別な形で「~がいる、~がある」という意味を表すことができます。
今日は、現在と過去の場合を見てきましたが、英語には16もの時制がありますので、その全てでbe動詞を変化させて言うことができます。
詳しくはもう少し後で。
「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」へのリンク
「凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法」では、英語を効率的に勉強する方法を体系的に紹介しています。
基本英文法も体系的に学べるよう目次を付けていますので、是非、上のリンクから訪問してみて下さい。かなり役立つと思います。