【凡人でもペラペラになる唯一の英語勉強法20】初心者向け:超簡単!「命令文」の作り方

【概要】

文を作る時に、まず、最初のステップとしてやることは、肯定文を作るのか、否定文を作るのか、疑問文を作るのか、といった「文の種類」を決めることです。

 

<図1.基本英文法のフレームワーク>

 

文の種類には、全部で4種類あり、そのうちの一つが命令文となります。

 

<図2.文の種類>

 

命令文には、

「~でありなさい」「~しなさい」といった、肯定的に命令する文と、

「~であらないでださい」「~しないでください」と、否定的に命令する文があります。

 

今日は、肯定・否定、両方の命令文を見ていきます。

目次

命令文の基本ルール

肯定命令文を作る際のルールは3つだけです。

 

1.主語がいらない

2.「動詞の原形」から文を始める

3.時制は現在のみ

 

 

否定命令文を作る際のルールも3つだけです。

 

1.主語がいらない

2.Don’t + 動詞の原形から文を始める

3.時制は現在のみ

 

とても簡単ですね。

 

こじたむ

英語で主語がなくても許されるのは、この「命令文」だけですので、かなり特殊な文と言えます。

主語がいらない理由は、常に命令している相手は「あなた」であり、主語が分かり切っているから不要になった、と言われています。

 

さっそく具体的に見ていきましょう。 

 

肯定命令文の作り方

動詞には2通りしかありませんでしたね。

 

「be動詞」「一般動詞」です。

 

<図3.基本英文法のフレームワーク(再掲)>

 

 

「be動詞」を使った肯定命令文

「be動詞」は、主語の状態を表す時に使う動詞で、主語の人称と時制によって形が変わりますが、原形は「be」一つです。

 

<図4.be動詞>

 

ですから、be動詞を使った肯定命令文も「be」から始めます

 

例:Be brave. (勇敢でありなさい。 → 勇気を出しなさい。)

 

有名なクラーク博士が言った言葉、

Boys, be ambitious!  (少年よ、大志を抱け!)

は有名ですね。

 

これも、be動詞から始まる命令文です。

 

「Boys」は「少年たちよ」と呼びかけの言葉ですから、主語ではありません。

「ambitious」は、「野心的な」という形容詞ですが、「大志を抱け!」なんて、かっこよく訳されてますね。

 

「一般動詞」を使った肯定命令文

一般動詞とは、「~する」という、主語が行う行為・動作を示すことばです。

 

例:Run! (走れ!)

動詞の原形を置けば文になるので、これでも立派な文となります。

 

警察が銃を構えて、犯人に向かって言う言葉は、

Freeze! (動くな!)

です。

 

「freeze」は「凍る」という動詞ですが、凍ったように動くな!という意味になるわけですね。

 

否定命令文の作り方

否定命令文を作る際のルールは3つだけでしたね。

 

1.主語がいらない

2.Don’t + 動詞の原形から文を始める

3.時制は現在のみ

 

「be動詞」を使った否定命令文

Be動詞を使った否定命令文だけは、かなり特殊で、なぜか

「Don’t be~.」

という形をとります。

 

例:Don’t be afraid. (こわがらないで下さい)

 

本来であれば、be動詞を否定する場合は、

Be動詞 + 否定を表す「not」

という形をとりますね。

 

例: I am not afraid. (私は怖がっていません)

 

なぜか、命令文の時だけは、

「Don’t  be~」

という形をとります。

 

ここがとても特殊です。

 

「一般動詞」を使った否定命令文

一般動詞を使った否定命令文も、

Don’t + 動詞の原形

という形をとります。

 

一般動詞を否定する場合、普通の文でも現在形の場合、「don’t + 動詞の原形」という形をとりますので、この点は理解しやすいですね。

 

例:通常の否定文

I don’t speak English. (私は英語を話さない)

 

例:命令文

Don’t speak English. (英語を話さないで下さい)

 

まとめ

以上をまとめて見ると次のように整理できます。

 

図4.命令文の形

 

 

be動詞を使った否定命令文だけ特殊ですが、後は簡単ですね。

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