【初心者向け】英文法:文の種類は全部で8種類、そこから作りたい文をまず選びます。

【概要】

英文を作る時に最初にすることは「文の種類を決めること」です。

  • 普通の肯定的な文としたいのか?
  • 否定的な文を言いたいのか?
  • 何かを尋ねたいのか?

こういったことをまず初めに決めますね。

英文には文の種類が8種類あります。

まずかここから、どの文を作ろうか、決めるところから始めます。

今回は、その8種類と、種類別に覚えておいて欲しい形式的なルールを説明します。

 

<基本英文法のフレームワーク>

 

 

目次

英文:全8種類

 

英語は言語ですから、他の人とのコミュニケーションが前提となっています。

端的に言うと「会話」が基本であり前提となっています。

会話には話し手(自分)がいて、聞き手(相手)がいて、話のなかで第三者(自分と相手以外の全て)が登場します。

仮に紙に書かれた文章になっていても、書き手(自分)が読み手(相手)に何かを伝えたいという動機は同じです。

 

英語での会話を大きく分類すると、会話のやりとりには全部で8種類ありますよ、と学者の人が分類したんですね。

会話では、相手に何かを尋ねて、それに答える、というやりとりがあります。

何かを尋ねる文を「疑問文」といい、答える文、断定的に何かを伝える文を「平叙文」といます。

会話のキャッチボールは想定せず、相手に一方的に命令する場合には「命令文」を使います。

会話のキャッチボールは想定せず、一人で勝手に感情を表現したい場合には「感嘆文」を使います。

  1. 相手に何かを断定的に伝えたいとき(平叙文
  2. 相手に何かを尋ねたいとき(疑問文
  3. 相手に一方的に命令したいとき(命令文
  4. 一人で感情を表現したいとき(感嘆文

といった具合に分類することができます。

一旦整理すると以下のようになりますね。

  1. 平叙文
  2. 疑問文
  3. 命令文
  4. 感嘆文

これら4つには、それぞれ、

  1. 肯定する場合
  2. 否定する場合

がありますから、4×2で全部で8つの文の種類ができあがる、というわけです。

 

英語を書く時の形式的なルール

英文を書くときには以下のような形式的なルールがあります。

  • 文の始まりは、必ず「大文字」で書き始める
  • 平叙文の場合、文の終わりは必ず「.」(ピリオド)で終えること
  • 疑問文の場合、文の終わりは必ず「」(クエスチョンマーク)で終えること
  • 命令分の場合、文の終わりは必ず「.」(ピリオド)で終えること(平叙文と同じ)
  • 感嘆文の場合、文の終わりは必ず「」(エクスクラメーションマーク)で終えること

 

しばらくは「平叙文」「肯定」だけ

基本英文法のでは、初めのうちは、「平叙文」の「肯定」だけを説明の中心説明していきます。

 

疑問文、命令文、感嘆文、および否定文はしばらく扱いません。

なぜでしょうか?

それは、まず疑問文と否定文はセットにして一気に覚えてしまったほうが効率的だからです。

また、命令文と感嘆文は特殊なので別枠で扱います。まずは基本というべき「平叙文で肯定する場合」で英文法の概要を知るほうが、早く学習できると考えるからです。

しばらくは、「平叙文」の「肯定」だけ、と考えて下さいね。

 

 

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